これは海の珍獣が初めて人類に発見された記録です。それはあちこちさすらう海の略奪者で、広く大きな海で突然現れ、漂流し、食べ物の匂い、次の食事の跡といった海に潜んだ手がかりを探しています。海水が変色し、ますます熱くなるあの瞬間から、Sherakenは誕生しました。雑食性の動物で、自然や非自然のあらゆる物質、または生命体はいずれも彼の成長の養分となります。異変が発生した後、Sherakenの食料を探している姿が人々に目撃され始めましたが、その時から彼はもう伝説のものではなくなったのです。

海については、幼少期よりさまざまな本を読み、関連知識を得たに過ぎません。本から魚類を知り、海洋生物の生態、食物連鎖、生物の進化などを知りました。しかしこれらは私と何の関係もなく、私の出身地も居住地も海とは遠く離れています。そのため、どのように海を表現すればいいのか？と、私は生活から答えを考え始めました。地球はいろいろな生命がおり、人類もその中の一つです。万物の霊長類として、私たちは地球で最も数の多い、最も影響力の大きい生物ですが、自分の利益、そして欲望のために、例えば過剰な漁、森林の伐採などのように、絶えず環境を破壊しています。地球温暖化、天候異常といった種々の現象は我々が引き起した害を絶えず示しています。私は、地球への恩返しとはこういうものではないと思います。この星にいるすべての生物と一緒に責任を引き受けなければならないのではないでしょうか……