夢廻る港

Room 608|油画 27x35cm 2016



漁村の生活はとても単純で、最もよくする事といえば、海を眺めることです。なぜなら、私の小学校は山の上にあり、山からひしめき合う漁港を見下ろしていたからで、教室から望むのは無限の太平洋でした。また、父の船もその中にあり、空気の中のあのしょっぱい磯の香りが、私がよく知る最も安心する香りなのです。

呉汶倉

1994 台湾屏東に生まれる

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